nekoluckのブログ

サスペンス小説

結婚

驚いた!
その優雅がわからないと言う
なんだか、気持ちが悪い


それでも、あと、死ぬのって
優雅、うちの夫だけだ
だいたい、10万円くらいで
三人で10万円なのだから
一人頭3万3千円?!
それでその、大事な情報を売るやつも売るやつだが
だいたい、支店長である信也と孝也の父親が一番情けない気はする
そんな軽い情報を買って
まんまと銀行強盗を成功させたあの二人は
まぁ、運がいい


その情報を流した人間がほとんど死んでいる
そんな軽くてバカバカしいほどのことなのに
私にはそんな気がしてならなかった
とりあえず、このことの報告に与那嶺さんの所に行く


信也も孝也もまじめに頑張っていた
私は安心して
あんな馬鹿な父親を持ったばかりに
可哀そうな子供たちだ
そう感じるのも可愛そうだけど


「お帰りなさい
岡山まで行ってきたんでしょう
どうだった?」


それで、すべてを話し
後、殺されるとしたら夫だけなのだけれど
殺していく人間が見当たらない
いったいどうなっているんだろう
私はもう一度、長沢祐樹が本当に歩けないのかを聞いてみた